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映画は戦場のようなものだ。 『愛』 『憎しみ』 『行動』 『暴力』、そして 『死』。つまり感動だ
--Samuel Fuller--
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2009/01/22 スターシップ・トゥルーパーズ
「奴らは、群れでやってくる」
監督:
ポール・バーホーベン
主演:
キャスパー・ヴァン・ディーン
マイケル・アイアンサイド
デニス・リチャーズ
映像化不可能といわれていた原作小説「宇宙の戦士」をCGの力で映像化に成功した、SF映画が遂に登場!
10年近く前の映画となるが、今見ても手に汗握る内容には感無量。
当時としては最新鋭に近かったアニマトリクスを多様することで、実写とCGの融合を実に上手くこなしている。
あらすじはいたって簡単。
他の惑星に行ったら、虫っぽい宇宙人(バグ)がいっぱいいて、気づいたら存亡をかけた人類全面戦争になってました。
というお話。実にわかりやすい(笑
人類が戦地でボロボロに負けていても、軍はプロパガンダばりの放送をがんがん流し、国民の意識を軍の都合のいい方向に持っていくCMが要所要所に入るのだが、この映画がアメリカに対する皮肉を言っているように感じて、のが実に面白い。
主人公リコは彼女を追って軍に入隊することにしたのだが、彼女に振られ、更に自分のミスで仲間を殺してしまう。失意の中退役しようとしていたところ、敵の隕石落下攻撃で故郷を失ってしまう。両親を殺され故郷を消滅させたバグに復讐するために軍に残り、歩兵部隊として戦地を駆け巡る!!
だが実際に降り立った戦場は実に地獄絵図だった。
大量のバグが押し寄せ、次々と仲間が殺されていくのだ。
この大量のバグが押し寄せるシーンはまさに圧巻。
どんなに強力な兵器で立ち向かっていっても、バグは何十何百と押し寄せ、倒しても倒しても迫ってくる。必死に応戦して生き延びるリコ。
彼の未来はいかに!?
といったところですが、バグとの戦闘よりもリコの出世街道まっしぐらな生き様の方に心を打たれてしまう。
何せ上官がどんどん死んでいくものだから、階級が繰り上がっていって、どんどん出生していく。1回の戦闘で二階級特進だなんて当たり前。
こいつはどこまで出世するんだ?と思わず笑ってしまう。(笑
内容的には、原作で出てくるパワードスーツが出てこないということで、原作ファンから大ブーイングを受けたり、ご都合主義で何にも考えられていないような戦地での戦い方などから、一般的に受けをとることが出来ずに、興行収入があまりよろしいものではなかった。
ただ、この映画は一度は見ておいて損はないかな?と思う。
10年近く前にこれだけ圧倒的な映像を作り上げ、今も楽しめる作品だからだ。
ついでにBGMがやたらいい。
ここぞ!!というシーンになると流れるBGMがものすごい印象に残り、思わず口ずさんでしまう。
エンディングのスタッフロールでもこのBGMが流れるから感無量だ。
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2008/12/22 インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国
「19年ぶりの超人気アドベンチャー・シリーズ完全復活!」
監督:
ダグ・リーマン
主演:
ハリソン・フォード
ケイト・ブランシェット
カレン・アレン
ルーカスとスピルバーグが送る世界が熱望した続編が遂に帰ってきた!!
ハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズが世界の謎に挑むインディ・シリーズの4作目となる。
舞台は前作、「最後の聖戦」から19年後の1957年。劇中でも現実と同じ年月が経っている設定だ。
ストーリーはこんな感じ。
ネバダにあるエリア51に捕らえられ連れてこられたインディ。敵の狙いはロズウェル事件で軍が手に入れていた、謎のミイラ。インディはミイラを受け渡してしまうが、どうにか敵の隙を突き脱走する。
脱走して一息つきたいところに核ミサイルを打ち込まれたり、さぁ大変。
アメリカに失望して国外に逃げようとしてたら、昔の知り合いマリオンの息子が母を助けてほしいと言ってきた。
何だかよくわからないが、取り合えず助けにいってしんぜよう!!
というお話。
あの懐かしきマリオンが再登場します。
マリオン役のカレン・アレンは「レイダース/失われた聖櫃」から実に29年ぶりに出演となる。
変わりにイディのお父様は亡くなられていた(笑
流石に19年経った今でも一緒に冒険っていうのは無理だったようだ。
この映画は熱望されていた大作の続編ということで、まずまずの大ヒット。
日本にいたっては、公開された2008年の洋画では1位の興行収入を叩き出した。
流石はスピルバーグが自身の過去最高額の制作費を叩き出して完成させた作品といったところであろうか。
ハリソン・フォードはもう70近いのにアクション映画は大丈夫なのか・・・・?と危ぶまれたがこの作品をみるに、まぁ何と元気なこと!近年はスタローンがランボーやらロッキーやらと年老いた体に鞭打って頑張ってたが、ハリソン・フォードもまけじと必死に鞭を振り回しておりました。
取り合えずこの作品は・・・今までは特殊撮影によって生み出されていた様々な仕掛けに心躍っていたのだが、時代の流れかCGがやたら多様されていて何だか悲しい感じだった。
初めて聖杯で見えない橋見たときはものすごい感動したものだが・・・・。
そういった感動も特になく・・・
ついでに宇宙人ものがやりたい!!とルーカスがいうもんだから、皆で必死に止めていたら、宇宙人が駄目なら異次元人でいこう!!という。結局このよくわからない異次元人で映画が作成されて、インディージョンズは遂にSF映画となりました。orz
ハリソン・フォードが頑張れるうちに、続編を更に出し、また神秘的な考古学物語を展開してほしいと願うばかりです・・・
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2008/11/24 Mr.&Mrs.スミス
「史上最悪の夫婦喧嘩」
監督:
ダグ・リーマン
主演:
ブラッド・ピット
アンジェリーナ・ジョリー
今世界でもっともホットなカップルアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが出会ったホットな映画が「Mr.&Mrs.スミス」だ。
もともと、奥さんのジェーン役はニコール・キッドマンだったが、他の撮影の延長で出演できなかった為、変わりにアンジェリーナ・ジョリーがキャスティングされた。最初はこの映画にあまり乗る気ではなかったブラビがアンジェの出演決定が決まるや否や、やる気満々で契約書にサインしたとのこと。ブラビは初めからアンジェを狙っていたのだろうか(笑
南米で出会ったジョンとジェーン情熱的に恋に落ちて結婚したスミス夫妻。
しかし、結婚から6年も経ち、そろそろ倦怠してきた2人。そんなある日2人は今まで嘘でごまかしてきた、お互いの仕事を知るのだった。
実は2人とも別々の組織に身を置く凄腕の殺し屋だったのだ。たまたま同じ標的を狙う羽目になり、互いの正体がばれてしまう。
「正体がばれたら相手を殺すこと」が共通のルールの2人。夫婦喧嘩を超えた殺し合いが今始まる!
実にテンポのいい作品だった。
始終見せ場があり面白楽しく見ることが出来る。ここぞ!という時にはジョークが入るのもまたいい。まさに痒いところに手が届く映画だ。
お互いに正体がばれてからの夫婦生活は実に面白い。2人の疑心暗鬼さがコメディチックに表現されており、逐一笑わせてくれる。
ジェーンのナイフでパンを切ってるのを、いつそのナイフで襲ってくるのか!?とドキドキしながら見つめるジョンの姿は格別だ。
最後には疑心暗鬼さが爆発して銃で撃ち合うのだが、これがまた面白い。
やってることはタマの取り合いだが、2人がなじり合う叫び声は夫婦喧嘩そのもの。殺し合いをしてるのか喧嘩をしてるのか次第に分からなくなる(笑
後は2人の武器の隠し場所だが、ジョンはガレージの地下の秘密基地。ジェーンはキッチンのボタンを押すと裏から銃がどっさりと。どんな家だよ!と突っ込まずにはいられない。ついでに家中いろんな所に銃器やら刃物が隠されていたのに、6年間互いに気づかなかったのはもう笑うしかない!
残念なのは折角のテンポの良さを、内容の薄さが殺してしまってる感じがしたところか。もうちょっとここがもっと派手だったら!とかそういうのがチラホラ。普通に面白い映画なだけにそこだけが少しもったいない。思ったより意外と世間の評判が悪いのはこのせいか??
とはいうももの、豪華主演キャストが送るこの作品。恋愛あり、コメディあり、アクションありで気軽に見れるので、お勧めの一本ではあります。
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2008/11/19 クローバーフィールド/HAKAISHA
「その時、何が起きたのか? 」
監督:
マット・リーヴス
主演:
リジー・キャプラン
ジェシカ・ルーカス
T・J・ミラー
マイケル・スタール=デヴィッド
マイク・ヴォーゲル
日本への転勤が決まったロブを祝うため、サプライズパーティが開かれていた。そんな中、突如地震に襲われる。外の様子を見る為に屋上に上がった彼らは、何かの大きな唸り声とともに、近くで大きな爆発が起こるのを目撃する。
この映画のトレーラーは衝撃的だった。
アメリカのシンボルである自由の女神が破壊され、首がけたたましい音をたて、地面に叩きつけられたのだ。
ニューヨークが何だか大変なことになっているのは分かるのだが、一体何が起こっているのか分からない。宇宙人に襲われた?天変地異が起きた?はたまたテロか?
このトレーラーが公開されるやいなや色々な憶測が飛び交ったが、結局公開されるまで誰も真実を知ることは出来なかった。
この映画の面白いところは、登場人物がハンディカムで撮影をしているという設定だ。
我々が見ることが出来るのはそのハンディカムの映像だけなのだ。(実際の撮影はパナソニック製の業務用カメラで撮影されています)
だもんで、ハンディカムを持っている男の姿が殆ど映らないなどの徹底ぶり。あえて言うなら擬似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)映画のようなものだ。
この手法で思い出すのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」だが、この作品はニューヨークの街自体が大変なことになる「ブレアウィッチ・プロジェクト」といった感じだ。
この手法によってリアリティテイストあふれる作品になったのだが、カメラを持って逃げ回るのでカメラワークがとても悪い。小刻みに震えたり突然ぶれたりするのだ。
決してマイナス点ではないのだが、このぶれる映像で酔った人が続出したとかしないとか(笑
そういった映像に弱い人にはあまりお勧めは出来なさそうだ。
さて、ニューヨークを襲った犯人の正体だが、ネタばれになりそうなのでここでは伏せておきます。
あえて言うなら、製作担当であったJ・J・エイブラムスが「MI:3」の宣伝で日本に来たときに、とあるものに感銘を受け、それを自己流に解釈したらこの映画が出来たとのこと。
映画の中身はというと似ても似つかないものではあるが、映画のところどころにオマージュが隠されていたりと影響を受けているのは確かである。
この映画では、「ブレアウィッチ・プロジェクト」と同じように、我々が知ることが出来るのはハンディカムで映された映像のみということで、結局謎がいろいろ残ったまま終わってしまう。それどころか、ことの発端から事件の説明、解説などは一切入らない。ビデオを撮る男同様にわけの分からないまま巻き込まれる疑似体験的な映画なのだ。
終わり方もなんだか後味の悪い終わり方で、やはり万人受けする映画ではない。
しかし、この手のパニック映画が大好物なファンは、純粋に楽しめるだろう。
それにしても、よくこの男カメラを捨てずにいたものだ。
自分だったら絶対捨てる。間違いなく捨てる。
んなもん撮ってる場合じゃない(笑
しかもズブの素人が撮影をしてるのに、意外と美しい撮影をしてくれている。身の危険が迫ってもバッチ撮影を決めてくれるし、手ぶれはしてもフレームアウトはしない。被写体を確実に撮影するその腕、まさにプロ級である。
彼のあふれんばかりの勇気と撮影根性、危機に瀕して目覚めた撮影テクニックによって、我々はこの事件を体感することができるのだから、彼に感謝だけはしておこう。(笑
後パナマウントさん。
DVD発売した後で、実は4ヶ月後にブルーレイも出しますとかやめてください。ボクみたいに涙がちょちょぎれる目にあった人絶対いますよ? orz
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2008/11/15 ベオウルフ/呪われし勇者
「ロードオブザリング」と「300」がひとつになった」
監督:
ロバート・ゼメキス
主演:
ジョン・マルコビッチ
アンジェリーナ・ジョリー
ブレンダン・グリーソン
ロビン・ライト・ペン
アンソニー・ホプキンス
原作は、ゲルマン諸語の叙事詩であり、英文学最古の作品のひとつである「ベオウルフ」だ。
現在では大英図書館に写本が1本あるのみで、文献としては大変貴重なものである。
これを脚色したものがこの映画だ。
デンマークの王は宮殿を築き、それを祝って毎日宴会が行われてた。
しかし、その騒ぎはカインの末裔であるグレンデルを怒らせてしまうのだった。
(※カインとはアダムとイヴの長子で、初めて殺人を犯した人物)
グレンデルは深夜に襲撃してきて、民衆を虐殺してしまう。
それを聞きつけたベオウルフは部下と共に、デンマーク王の下に訪れ、王にグレンデルの討伐を約束する。
ベオウルフは、またもや襲撃してきたグレンデルの腕をもぎ取り、勝利を勝ち取るのだった。
平和が戻ったかに思えたのもつかの間、次の晩虐殺された彼の部下達の姿があった。
王はグレンデルの母親の仕業だとベオウルフに告げる。
王はその母親を倒すことが出来れば、ベオウルフに王座を譲ることを約束する。
ベオウルフは母親を打倒すべく、彼女の住む洞窟へ向かったが、その母親は妖美な女性だった。
母親はベオウルフにある契約を持ちかける。
その話にのったベオウルフは王に貰った竜の角笛と引き換えに、契約を行うのだった。
物語は簡単に2部構成となっており、1部では、契約を行うまでの若き日々のベオウルフの姿。2部では伝説の王となったベオウルフの勇士を描いている。
この映画の凄いところは全てCGで作られているというところだ。
しかし、リアルに作られている為、言われないと気づかない人もいるかもしれない。
顔の形から毛の1本1本に渡る細部まで作りこまれており、驚愕せずにはいられない。
グレンデルの母親役だったアンジェリーナ・ジョリーはCGだらけで演技をするのに苦労したそうだ。
この映画の監督ロバート・ゼメキスはCGをふんだんに使用することで有名で、前作『ポーラー・エクスプレス』もバリバリのCG映画だった。
遡れば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ロジャー・ラビット」等、時代を先駆けたことで有名な作品もある。
一番の見所は全編に渡っての戦闘シーンであろう。
海で泳ぎながら巨大な魔物と戦ったり、崖からジャンプしてドラゴンに飛び移るなど、見ているだけで心躍る。
中でも序盤のグレンデル戦は必見の価値がある。
なんせ全裸で戦うのだ。
ベイオウル曰く、「相手は生身なんだから、自分も生身で戦う!」とのこと。
ことごとくベオウルフが映されるたびに、どんぴしゃな位置にビンや机がおいてあり、ギリギリの所で股間が隠れているのだ。
その障害物の位置が常にうまい具合にベストポジションで、笑ってしまった(笑
製作スタッフの遊び心が押し出された、何だか悲しい見所である。
後は、あまりにリアルなCGの為に何だか気持ち悪いところがあるのをクリアできれば完璧な作品になったのではないだろうか。
リアルなベオウルフがやたら人間と同じリアルな動きで、人間離れした動きを平気で行う為、みていて何だか気持ち悪くなるシーンがあった。
何だか筋肉の動きや体の動きが微妙に違和感が付いて回って気持ち悪いのだ。
もっと人間らしい動きを追求していけば、本当に実写と間違える作品が生まれることもそう遠くはないだろう。
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2008/11/06 The Nightmare Before Christmas
「スクリーンで蘇る、究極のラブ・ファンタジー」
監督:
ヘンリー・セリック
製作:
ティム・バートン
1993年に公開されたシュールでコミカルなミュージカルアニメがフルCG映画となって帰ってきた!
ハロウィン・タウンのパンプキン・キング、ジャック・スケリントンは、毎年同じことを繰り返すハロウィンに飽きていた。
そんな彼が迷い込んだのはクリスマス・タウン。笑顔があふれ楽しく美しい世界に心奪われたジャックは、自らの手でクリスマスを作り出すことにしたのだが・・・
この作品は今や不動の地位を手に入れた、ティムバートンが1993年に公開した映画をリメイクしたものだ。
愛らしいくもシュールでどこか憎めないキャラ達が完全CGによって再現されている。
このCGがリアルな人形劇のような世界を巧みに作り出し、素晴らしい映像美を見せ付けてくれます。
この作品はなんと言っても愛犬ゼロが可愛くて仕方がない。愛らしいゼロの姿を見るためだけにこの作品を見てもいいのでは?と思います(笑
この作品の残念なところは、作品の短さ。ストーリーは簡潔してるし、内容も子供からお年寄りまで楽しめる素晴らしい作品なのだが、短めの作品なのであっという間に終わってしまう。
もっとも、素晴らしい作品なだけに、もっと「The Nightmare Before Christmas」の世界に浸っていたかったという、ファンのわがままなのだが。
原作者であるティムバートンは、ディズニーと組んで、「不思議の国のアリス」、「フランケンウィニー」の3Dリメイクも計画しているとの事。
ちなみに「不思議の国のアリス」は三月ウサギが大好きなので、是非とも気が狂った三月ウサギをフルCGで可愛く表現してくれることを期待しております。
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